あの日、僕らの命はトイレットペーパーよりも軽かった

戦争ものって、重いね。あたりまえ、なのかもしれないけど。
大泉さんが、すごい良い芝居するから。役者のみなさん、すごい良い芝居をするから。
ぼろぼろ、ぼろぼろ、泣いちゃったじゃん。

本当に、本当に、命の軽くなる瞬間てものが、あるんだ、と。
今じゃ信じられないような事が、今じゃ愚かしいとされるような事が、どうしてどうして。
命というものについて、日本の考え方ってのが、どのくらい愚かで、当時　外国より遅れていたかって。

命が軽くなる、なんて。そんな瞬間てものが、あっただなんて、あるだなんて、信じたくないことだけれど。
「敵じゃない、人間だ」なんて、あの時分に言った人間がいたのか。ほんとか。

考えがまとまらない。まとめなくていいか。